ゆじろべえの「アメリカ大学院留学のためのTOEFL iBT対策」シリーズへようこそ!
シリーズ第3弾の「TOEFL iBT Readingセクション編」は全8回にわたってReadingセクションの基本情報・設問パターン・タイムマネジメント方法などをお伝えします
Readingセクション編#4では、設問パターンの1つ「Vocabulary」設問にスポットライトを当て、
- 「Vocabulary」ってどんな問題?
- 「Vocabulary」の対策方法ってある?
という人のために、TOEFL iBT Readingセクションの「Vocabularyの詳細と対策」を実際にTOEFL iBTスコアを使ってアメリカ大学院へ留学してPhDとMPHを取得したゆじろべえが解説します
TOEFL iBT目標スコアを獲得するために、「Vocaculary」についてしっかりと理解していきましょう!
「Vocabulary」の特徴
「Vocabulary」はパラグラフ中にハイライトされている単語 (or イディオム)の意味を解答選択肢から選択する問題です
解答選択肢は全部で4つあり、パラグラフ中にハイライトされている単語とは別の単語を選択する形式になっています
正解の解答選択肢はパラグラフ中にハイライトされている単語と同じ意味を持つ単語です
残り3つの解答選択肢はパラグラフ中にハイライトされている単語とは別の意味を持つ単語になっています
「Vocabulary」の見分け方
TOEFL iBT Readingセクションは設問パターン毎に解答方法が異なるので、「いかに早く設問パターンを見極めるか」が制限時間内に全ての設問を解答して高得点を取るための鍵となります
「Vocabulary」の見分け方はとてもシンプルです
パラグラフや設問から次の2つの特徴を見つけましょう
(1)該当するパラグラフ内の単語(or イディオム)がハイライトされている
(2)設問中に次のキーセンテンスが含まれている
- The word “X” in the passage is closest in meaning to …
- The phrase “X” in the passage is closest in meaning to …
- In stating “X”, the author means that …
この2つの特徴があれば、「Vocabulary」設問であると判断しましょう
「Vocabulary」の例題はこちら
Reference: ETS – TOEFL TestReady
上の例題はETSが公式に出している「TOEFL TestReady」からの出題です
例題を見ると、(1)左のパラグラフ内の単語がハイライトされており、(2)右の設問中に”closest in the meaning to”と書いてありますね
これが「Vocabulary」のサインです!
4つの解答選択肢のうち、1つはパラグラフ中にハイライトされている単語と同じ意味を持つ単語ですので、その解答選択肢を選ぶと正解になります
残り3つの解答選択肢はパラグラフ中にハイライトされている単語とは別の意味を持つ単語になっていますのでご注意を!
「Vocabulary」の対策方法
「Vocabulary」の対策方法は次の2つです
- Vocabulary Building
- 知らない単語(or イディオム)に出会ったら、時間を掛けずに解答選択肢を選び気持ちを切り替える
1つずつ確認していきましょう
Vocabulary Building
「Vocabulary」設問の正解率を上げるためには、日頃から積み重ねていく「Vocabulary Building」が王道にして最適な方法です
そしてVocabulary Buildingを効率的・効果的に行うためには新しく積み重ねた単語を適切な「タイミング」で「反復」することが重要です
適切なタイミングや反復頻度を1から学ぶことはもちろん大切ですが、「そんな時間ないわ」という方はVocabulary Buildingをサポートしてくれるフラッシュカード(単語帳)アプリがおすすめです
ゆじろべえが特におすすめしたいのは「Quizlet」
「Quizlet」は無料のフラッシュカードアプリで、新しく覚えた・忘れやすいVocabularyを適切な「タイミング」と「反復頻度」で出すことで、効率的・効果的に長期記憶の促進をサポートしてくれます
ゆじろべえも、TOEFL iBT対策だけではなく、GREやアメリカ大学院留学中のテスト対策にもこの「Quizlet」を利用しており、無料でこのクオリティは凄いな・とても便利だなと思いました
また「Quizlet」で作成したフラッシュカードのセットは他のユーザーにも共有可能なのも魅力の1つです
「Quizlet」を用いたTOEFL iBT対策は別のブログ記事で紹介しますので、ぜひそちらのブログを参照してください
「数日でTOEFL iBT Vocabularyをマスター!」など劇的な対策方法を期待していた方には退屈なアドバイスかもしれませんが、Vocabulary Buildingに近道は無いです
TOEFL iBT対策の際に積み上げたVocabularyは、次のStepsの「GRE対策」や「アメリカ大学院留学中」にも必ず役に立ちますので、日頃から少しずつでもVocabularyを積み上げていきましょう
知らない単語(or イディオム)に出会ったら、時間を掛けずに解答選択肢を選び気持ちを切り替える
「Vocabulary」設問の単語(or イディオム)の意味はパラグラフや文中から推測することが難しいため、正解の鍵はその単語(or イディオム)の意味を「知っているか or 知らないか」になります
知らない単語(or イディオム)に対してどれだけ悩んでも時間の無駄になってしまうので、時間を掛けず解答選択肢を選び次の設問へ気持ちを切り替えましょう
気持ちの切り替えはとても大事です
知らない単語(or イディオム)に出会ってしまったが故に、テストスコアへの不安な気持ちや後悔を引きずってしまうと、Readingセクションの残りの設問や次のセクションにネガティブな影響がでてしまいます
アメリカ大学院へ留学するためにTOEFL iBTで満点スコアを獲得する必要はないです
知らない単語(or イディオム)に出会ってしまっても決してネガティブな気持ちは引きずらずに、「次の設問で正解すれば問題なし!」ぐらいの気持ちで残りの設問に臨みましょう!
まとめ:準備した分だけスコアアップ
「Vocabulary」設問は日頃からVocabulary Buildingをしただけ正解率がグッとあがります
「日頃から」とか「地道に」はやる気の維持が難しいですが、その先にあるアメリカ大学院への留学という目標を目指してVocabularyを積み上げていきましょう
アメリカ大学院への留学を目指して、ゆじろべえと一緒にTOEFL iBT対策を進めていきましょう!
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